初めてのキャッシングは高金利に感じた

私が初めて借金をしたのは賃金法改正前で、確か平成8年ごろだったと思います。

当時ちょうど25歳ぐらいだったのですが、体調を崩したりするなど収入が激減したのです。 それでお金が足りなくなり、無人契約機でキャッシング契約をしました。

実際には収入が減って返済能力も無かった状態でしたが、50万円までなら収入証明書も必要なく簡単に借りれました。 取りあえずその50万円で何とかピンチを乗り切り、仕事も普通に続けられるようになりました。

しばらくは借金返済をしていたのですが、とにかく金利が高かったです。 年利は25%、1ヶ月だと1万円ちょっとは利息として払っていました。

ブラックリストに載らずに済んだ

仕事は復帰したものの、そんなに収入は多く無かったので元金は月々5,000円程度支払っていました。

でもある時、借金返済のシミュレーションをしてみると、借金返済に8年以上かかるという結果に愕然としました。 金利を下げてもらうように直接掛け合ってみたのですが、ムダでした。

その後、数回追加融資はしましたが、平成18年には完済できました。 忘れた頃に貸金業法が改正され、テレビでは過払い金についてのCMがばんばん流れていました。

そういえば自分の借金はどうだったんだろうと思いだし、まだ完済から10年経ってなかったので思い切って弁護士に相談をしました。 するとやはり過払い金が発生しており、無事返金されました。

心配だったのはブラックリストです。 でも、過払い金は払う必要のないお金だし完済後の手続きだったので、ブラックリストに載ることはありませんでした。